保育士等キャリアアップ研修の意義と、受講の仕方
汐見稔幸(東京大学 名誉教授/白梅学園大学 名誉学長/日本保育学会 会長/全国保育士養成協議会 会長)
汐見稔幸東京大学 名誉教授/白梅学園大学 名誉学長/日本保育学会 会長/全国保育士養成協議会 会長
これからの時代は、保育がより専門性の高いレベルの職業となり、一人一人の子どもの可能性を上手に見つけて育んでいく、そんな営みになると考えています。
そのような”保育”の世界観を定着させていくことが、今後の保育の目的になると私達は考えています。
保育は「ここまでやれば分かった」という世界ではなく、無限の奥深さがあります。そのための学びを深めていく、これが、キャリアアップ研修制度の大きなテーマだと思います。
保育ラボ・家庭ラボの講師陣は、この制度の趣旨がよく分かった私の信頼している人が多く、保育ラボ・家庭ラボのキャリアアップ研修に、大いに期待しています。
受講者の皆さまは、「ここだけはぜひ深めたい」という姿勢で、受講して頂けたらと思います。